新行橋病院

ウチのカテ室を紹介します。

更新データは赤字で表記しています。

最終更新日:01/17/2002

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新行橋病院外観

カテ室

スタッフ(左端が菅先生)

病院自慢の看護婦さん

所在地:福岡県行橋市(病院を改築し、2000.10.1より新病院スタート)
ベッド数:149床(循:平均在院日数約10日)
循環器ドクター数:3人(部長:菅先生)
心臓外血管外科:3人(部長:小迫先生)
シネ装置:平成10年製、島津 アームは自動。平成12年製、GE(平成13年2月より可動予定)

症例数:(2001.01〜06月)総カテ件数480例(TRA:82%)、PCI数180例(TRI:60%) IVUSはPCIの約30%

心臓外科はCABG23例(off-pump CABG:12例) 弁置換9例、上行置換6例、Dolle 2例。

右心カテ:弁膜症の評価、および心筋梗塞の初回確認造影時に使用。全体の20%程度。
使用シース:ゼオンメディカル製16cm、6Fr., 5Fr.
診断造影カテ:4Fr.使用、通常のジャドキンスタイプを使用し基本的にあまりカテを置いていない。これ以外はマルチパーパスのみ。
PTCA用ガイドカテーテル:ZumaIIが主体、LAD;SL3.5 LCX;SL3.5 or SAL2.0, RCA;JR4.0、まれにMac3.5,4.0
PTCA用ワーヤー:ネオスソフトが90%以上、CTO用として Miracle3,6,12、コンケスト
バルーン:立ち会い業者一番乗りのバルーンを使用するが、おおよそ、アダンテ>ハヤテ>w-pass=3:2:2
ステント:MーLプラス(50%)>トライスター(30%)>S-670(10%)>NIR,BX-verocity
ステントの使用比率:Emergencyで80%、Electiveで60%
ステントの再狭窄の場合:基本的には全例IVUSを施行し、ステントがアンダーサイズと思われる所見の場合には適正サイズと思われるバルーンのウォータサイズアップのバルーンで拡張、それ以外はカッティングバルーンを使用。
Direct Stent:全体の10%以下、Type A,B1限定、IVUSにて高度石灰化がなく十分に拡がるかの確認をしてから施行。
5Fr. TRI : Ad-hoc PCIのみ5Frで施行
止血ディバイス:Radispo(ゼオン)、Brachialの時はとめ太くん(ゼオン)
一言:昨年のデーターではIVUS使用頻度は70%超、一昨年と昨年のfollow-up ができた症例の再狭窄率はIVUS使用群で18.2%、IVUS未使用群で30.5%と有意差がでました。POBAの比率やステントの種類などについての詳しい分析はまだですが、IVUS使用群で明らかにステントサイズは大きかったです。ステント長には有意差はありませんでした。