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○○です。

一昨日、○○大学○○病院へお邪魔してきました。
東京へ出る機会があったので少しうかがわせていただきました。
そのときのレポートを少しばかりしたためさせて頂きます。

○○先生、○○先生、○○先生ありがとうございました。

○○先生はいらっしゃらなかったので残念でしたが、
○○先生と○○先生がいらっしゃいました。
とにもかくにもきれーな病院で高級ホテルのようでした。
カテは診断カテが2例あり、見学させていただきました。
カテ室はやっぱりきれーで、しかもとっても広いです。
パラメディカルの方もとてもご丁寧にご挨拶してくださるような雰囲気のよいカテラ
ボでした。

まず、驚いたこと
@病院が町と一体化している。
A病院が大きい。
B医局やラウンジからの眺めがとてもよいはず。(雨だったのでよく見えませんでし
たが、、、)
C当たり前のようにギャラクシーが置いてある。
Dカテやバルーン、ステントなどのdeviceが一寸たがわずきれーにそろえて並べてあ
る。
Eしかもすごくたくさんある。
F○○先生はずっと昔からいる人のように溶け込んでいる。
など、他所の病院を覗かせていただくと大変勉強になりますし、心がリフレッシュし
ます。

はじめて電子カルテというものを見せていただきました。
後になって疑問になったのですが、手書きの絵や図を入れたいと気はどうするんです
か?

もちろん夜の部もありました。
会場はなんと”博多茶屋”。む〜なんて九州魂なんだ。
熱く、濃厚な一夜でした。

○○の皆様お世話になりました。いつか、もう一度お邪魔させてください。

TRA-netの先生方、いつかお伺いさせていただくようお願いすることがあるかもしれ
ません。
そのときには宜しくお願い致します。

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○○です

私も○○先生と同様に東京に出る機会があったのですが
残念ながら時間がなくてどこにも行けませんでした

> など、他所の病院を覗かせていただくと大変勉強になりますし、
> 心がリフレッシュします。

私も同感です 機会があれば○○先生を見習ってどんどん
お邪魔させて頂きます その際はよろしくお願いいたします

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○○です。

○○先生、東京でお会いした際はまたまた、ゆっくりお話も出来ず残念でした。
ちなみに、静岡では収穫がありましたか?
機会があれば是非、先生のカテラボも覗かせていただきたいのですが、よろしいで
しょうか?
いつかはゆっくりお話を聞かせてください。

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○○です。
○○先生、御出張お疲れ様でした。遠路にも関わらず当院までご訪問頂き、誠に有難
うございました。お役に立てたかどうか不安ですが、また遊びに来てくださいね。あ
いにく天気が悪く、移動が大変だったかもしれません。さらに夜の部はいささか熱く
なり過ぎてしまい、先生が都内まで戻るのが大変だったかもしれないと反省しており
ます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

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○○です。

夏休みの旅行から先ほど帰宅したのですが、時差ぼけで眠れません。○○先生・○○
先生、小生の休みで、ご迷惑をかけました。

さて、○○先生、御来院いただいてありがとうございました。ご案内も、飲み会もで
きず、大変失礼いたしました。カテ室がとてもきれいで整っているのは、何より、素
晴らしい放射線技師・Sさんのおかげです。彼の頑張りのおかげで、私たちがどれだ
け助かっているかは計り知れません。

私の休み中も、いろんな話題沸騰で、やっとメールにおいつきましたが、まだ頭がか
なり腐りかけているので、まともなレスは明日以降にします。○○先生、是非機会が
あったら遊びにいらしてください。機会がないようなら、なんか作りましょうか・・
・(?)  それでは、失礼いたします。

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○○です

先日のトランスラディアル研究会で○○先生の講演を拝聴し,
昨年のCCT JapanのCD-ROMを引っ張りだしてみました

TRI歴の浅い私にとっては,まさにバイブルでした
それで,ぜひ一度long-tipのガイドカテを使ってみたいと思っておりました

今日2例PCIをしましたが,蛇行の強いLCX midの病変に対してMUTA-left 4.0を,
少し怒り肩のRCA seg.3の病変に対してMAC 3.5を用いたところ,
充分なback upのおかげで,楽にステントをdeliverできました

今月はお盆モードで症例が減っておりましたので,久しぶりのPCIでしたが,
好感触で手技を進めることができ,素直に喜んでおります
"裏技"も少しずつ覚えていきたいと思います

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○○です。

○○先生、CCTのCD,読んでくださったのですね。そりゃ一生懸命書いて、多くの人に
渡った割には、お読みいただいた方がすくなくて、さびしい思いをしていました。も
う、筆者としては、こんなに嬉しいことはありません。バイブルとまでいっていただ
けると、根が小心ですから、もう天にも昇る気持ち!! “つぎの上京はいつでしょ
うか? お召し上がりは何がお好きですか?”なんて考えちゃいます。パソコンの前
でうれしくってニコニコしてますよ!! 今年も、5Frなどの記述をふくめ、きちん
とパワーアップしています。請、ご期待!

ただ、longtipは裏技なんかじゃないとおもっています(哀)。僕にとっては、
complex lesionを打ち破るためのあくまで標準装備、王道と思ってるんですけどね。
私らlong-tip派にとっては、ジャドキンスこと裏技なんです??この辺りは、八戸で
熱くやりましょう!

なお、MUTAとEBUの絡みについては、むしろシャフトと自分の経験の問題なので、こ
れは、酔いが覚めたら、近日中になんか書きます。それで許してね。

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○○です

○○先生 ありがとうございます 
リフレッシュされまいあたか?

もし、機会を作って頂けるなら感激です
是非、お伺いさせていただきたいと思います

Judkins&Ikari派の私としては八戸のディベートを
非常に楽しみにしております

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○○です

皆さん教えてください
不安定狭心症で入院してきた症例です
入院時 緊急CAGにて#3 90%に対してRadius Stentを留置したのですが
ステント留置直後からIVUSで見てもはっきり分かるくらい
ストラットからモコモコ血栓がついてきました
数回Ballooningしたのですが、どんどん血栓が出来てしまい
最後には完全閉塞となってしまいました
ヘパリンも通常量使用しておりましたし、ACTの200以上でした
術前にはアスピリンを噛み砕いてもらっていました
最終はICTにてTIMI IIIとなりましたので、一旦終了しました
抗血小板薬(アスピリン、シロスタゾール)を内服し、リハビリを行っておりました

3週間後に再度胸痛が出現したため、CAGしますと
#3が完全閉塞となっており、再度POBAを行いましたが
やはり血栓閉塞を繰り返すばかりです
最終的にはRescueでTIMI IIIは得られましたが、ステント内は血栓モコモコ
です。 IVUSではステントは十分に拡張しておりました
ループスアンチコアグラント等は全て正常でした
ひょっとして金属アレルギーかなとも考えているのですが、確認できていません
この様な症例の御経験のある方、またご意見ありましたら教えてください

追伸:ついにカネカから7Fの血栓吸引カテが発売になりましたね
Resucue同様にRota Wireで6FGCでも使用できましたよ
吸引力はRescueより強いと思いますが、はたして血栓が
ちょんと取れるかどうかはもう少し症例を重ねてみます

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○○です。

○○先生の症例ですが、考えられることは2つです。

第一に、病変の要因で、ステントでフラップがカバーできずにruptured flapがふらふら
と血管内にしている場合です。この場合フラップ内のtissue factorが露出していること
になり、いくらでも血栓ができます。IVUSをやってフラップがステントストラットか
らはみ出ていれば、もう一つのステントをステント内ステントとして留置します。

第二に、全身の要因ですが、こういうタイミングで起こるのは、HITTSでしょう。(
heparin induced thrombocytopenia and thrombosis syndrome)
要するにヘパリンに対する免疫反応による血栓症です。ACTは全く当てになりません。
この場合には、アルガトロバンを用います。初期投与量は、体重X0.35mgです。体
重約60kgで20mgです。当院で採用しているのはスロンノンで1アンプル10mg
ですので、カテ室で約2A静注します。これは、HITTSを思いつかないとできない処
置ですから、常にインターベンションを行う術者は念頭に置いておく必要があります。約
2Aというのも覚えておいた方が良い数字です。HITTSだとしたら、ヘパリンの代わ
りにアルガトロバンを使用することですべて解決します。アルガトロバンは半減期が1時
間くらいと記憶していますから、必要な場合術後持続点滴が必要です(2microgram/kg/m
inいわゆる2ガンマ)。ACTまたはaPTTによるモニターで量の増減は必要です。

術後に血小板が減少したりしてませんでしたか?

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○○です

○○先生 さっそくのレスありがとう ございます
HITとHITTSは異なる病態なのでしょうか?
本症例では急性期(1回目のステント留置時)直後
ヘパリンを流していましたが、HITを疑うような血小板減少
は認めませんでした
HITはCCUで時々遭遇しますので、アルガトロバンは常備
しております。 教えて頂きたいのですがHITTSの場合は
靜注してからこんな短期間で血栓症を生じるものなんでしょうか?

ストラットからFlapが出ているかどうかについてですか
急性期(ステント留置直後)なら理解できますが、
慢性期にも起こるものなんでしょうか?
急性期のIVUSはステント留置直後からストラットからわさわさと
血栓らしきものが出てくるのが確認できましたが、それがFlap
なのか血栓なのかの判別できませんでした

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○○です。

HITTSについては、私もそんなに経験がありません。ただ、今年春のインターベンシ
ョン学会の関東甲信越地方会で新潟の小田先生が示された症例によく似ていたので、コメ
ントさせていただきました。

彼らの症例は、LADとCXの2枝病変で、LADにステントをいれて、良好なので、そ
のままCXにもステントを入れ、終了しようとしたら、突然ショックになり造影したら両
方ともステント内血栓で閉塞。IABPを入れ、LADをバルーンで拡張すると拡がり、
次にCXを広げると拡がるものの、LADが詰まってくる。LADを開けるとCXが詰ま
ってくる「いたちごっこ」状態になってしまいました。そこで、彼らは、これはHITT
Sに違いないと想定し、アルガトロバンを使用したら見事に両方とも血栓が消失したとい
う症例でした。思わず「オー、すごい」とつぶやいてしまうような見事な効果でした。

これから振り返ってみると、以前私も透析患者でヘパリンをしっかり静注したにもかかわ
らず、インターベンションの後半で血栓ができまくった例を思い出しました。このときは
知識がなくアルガトロバンを使わなかったのですが、今から考えるとアルガトロバンで解
決できたかもしれないと悔やまれる例です(大梗塞を起こしました)。また、先日、HI
Tの既往がある例にヘパリンを用いず、アルガトロバンでPCIをやってうまく行きまし
た。

○○先生のおっしゃる通り通常HITはヘパリン開始後5日から14日に発症すると言われ
ています。ヘパリンに対する抗体とヘパリンとPF4の複合体が病因といわれています。
PCI例はほぼ全例ヘパリン使用の前歴がありますから、すでに抗体が誘導されていれば
、PCI中に血栓症という急性の時間経過でも合致すると思います。

現在の私のstrategyは前回のレスのとおりで、病変がおかしければ、ステント内ステント
。病変が問題なければ、躊躇せずアルガトロバンを使うということにしています。

ただ、血小板の減少という唯一の陽性所見がないとすると、先生の症例はHITTSでは
なかったかもしれません。(失礼致しました)

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○○です。

私も、○○先生と同じJSIC地方会で、新潟の症例発表を拝見していましたが、インパ
クトは強烈でした。振り返ってみて、自分にはどうも思い当たるような症例はありま
せん。もちろん、気づいていないだけの可能性の方が高いんでしょうが。まれではあ
りますが、PCIの合併症として、必ず頭に入れておくべき病態ですよね。

そこで、皆さんにご提案なのですが、HITTSの登録フォームをつくっておいて、ご自
分の施設でHITTSらしき症例が発生したら必ずregistrationするのはどうでしょうか
?臨床データをメールで送ってもらった上、あとでCDをCI宛に送付してもらえば十分
でしょう。 JSICとか、8月の熊本の会の時などに、registrationされた症例が本当
にHITTSと言えるか、何人かのメンバーで検討委員会をもてば、よりstudyの確度はあ
がると思います。 その際、場所とか、費用の問題があるなら、どこかスポンサーに
なってくれるところを探すことも可能かと考えます。

何人かの先生が参加してくだされば、その在籍施設の総症例数は、かなりの数にのぼ
ると思います。ただ、そう頻繁にPCIにからんで起こるわけでないので、多施設でや
らないと症例報告の域をでられないと考えます。このように、prospectiveに
registration studyを組んで、登録期間中の総PCI数がわかれば、HITTSの発生頻度も
明らかにできますし、PCIが絡んだ場合のHITTSの発生背景、アルガトロバンの効果な
ど、貴重な知見が得られるように思います。ご意見お待ちしています。

ご参考までに論文を少しあげておきます。どうも簡単に検索した限りでは、内科系あ
るいは薬理学、血液病学的なJounalが大半を占めていて、循環器系、とくにPCIとか
らんだものは少数です。1)はまとまったprospective studyですが、いま斜め読み
した範囲では、PCIに限ったものではないようです。2)・3)は、新潟の発表と同
じ症例報告です。PCIにからんだHITTSの発生頻度が明らかになり、アルガトロバンの
有効性が実証されれば、いい仕事になるような気がします。

1)Lewis BE, Wallis DE, Berkowitz SD, Matthai WH, Fareed J, Walenga JM,
Bartholomew J, Sham R, Lerner RG, Zeigler ZR, Rustagi PK, Jang IK, Rifkin
SD, Moran J, Hursting MJ, Kelton JG.
Argatroban anticoagulant therapy in patients with heparin-induced
thrombocytopenia.
Circulation. 2001 Apr 10;103(14):1838-43.

2)Lewis BE, Ferguson JJ, Grassman ED, Fareed J, Walenga J, Joffrion JL,
Wrona L, Johnson SA, Schwarz RP Jr, McKiernan T.
Successful Coronary Interventions Performed with Argatroban Anticoagulation
in Patients with Heparin-Induced Thrombocytopenia and Thrombosis Syndrome.
J Invasive Cardiol. 1996 Nov;8(9):410-417.

3)Lewis BE, Iaffaldano R, McKiernan TL, Rao L, Donkin J, Wallenga JM.
Report of successful use of argatroban as an alternative anticoagulant
during coronary stent implantation in a patient with heparin-induced
thrombocytopenia and thrombosis syndrome.
Cathet Cardiovasc Diagn. 1996 Jun;38(2):206-9.

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○○です

○○先生のご意見には賛成です
以前からIABPを長期に使用していて、ヘパリンを当然の
様に使用していると血小板が減少する症例があり、
アルガトロバンに変更すると血小板減少が改善する
症例が多々ありました。 IABPを使用しているので
HITと呼べるかどうかは分かりませんが、ヘパリンを
よく使用する我々としてはHITTSは注意すべき症例
だた思います

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○○です

HITTSの症例自体は私も経験はありませんが、
先ほども書きましたが、IABPを長期で使用していて
アルガトロバンで血小板減少が改善することは
よく経験しておりました
これからはいつもHITTSを念頭においてPCIを行います
ご意見ありがとう ございました
○○先生の病変についてはご指摘はもう一度IVUSを
よく見てみます
金属アレルギーっていうのもあまり経験はないのですが
あのような血栓症になる可能性はないんでしょうか?

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○○です。

重要な問題なので、発言させていただきます。
HITですが、血小板が50%以上の減少あるいは血小板数が5万以下になった場合をいう
ようです。
欧米での発症頻度はヘパリン投与例の0.5-5%といわれていますが、日本人ではデー
ターがあり
ません。
血栓症を合併した場合(HITの約50%)をHITTと言います。(heparin-induced
thrombocytopenia thrombosis)

実はアルガトロバンの販売メーカーから依頼をうけて、この疾患の専門家である、県
立淡路病院
の松尾先生が中心となり、東京地区の8施設で日本人のHITの発症率を調査しました。

プロトコールはUAP あるいはAMIの患者でヘパリン投与の前、3日後、14日後にヘパリ
ン抗体を
測定するというものです。当院では30例エントリーし、1例のみに陽性者がでまし
た。日本人
でも欧米同様の発症率があるのかもしれません。その一例はステントを入れ、何日か
後にステ
ント閉塞をきたしました。(HITとの関係は不明ですが...)

その後研究会で、松尾先生の講演での話から、要点をあげると、HIT症例は

低分子ヘパリンも交差反応を示すので使えない。
ワーファリンは皮膚壊疽をおこすので禁忌である(急性期のみ)
抗体は平均6ヶ月で消失する。

とのことでした。

透析患者でHITの症例で、アスピリン併用でヘパリンを使用しその後も透析を続けて
いる
症例があることなどを話しておられました。

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○○です。

県立淡路病院は大学の関連病院であり、HITに詳しい鈴木先生は同期でもありますの
でコメントさせていただきます。以前に鈴木先生と話した限りでは、「血小板活性化
の生じている(第四因子が認められる)患者(AMIなども含まれます)では陽性がか
なり高く検出されるけれど、陽性例の全てにカテーテル中の血栓性合併症が起こるわ
けではないので現状では典型例を含めてヘパリン投与後に血小板が急激に下がり2か
ら3日で回復する症例をHITと考えている。」とのことです。○○先生のコメントと合
わせると「ヘパリン投与後に血小板が50%以上の減少あるいは血小板数が5万以下に
なったPCI症例」のヘパリン抗体を県立淡路病院で測ってもらうのが良いのでは?と
考えます。

*************************************

○○ です。

○○先生、質問です。
> HITですが、血小板が50%以上の減少あるいは血小板数が5万以下になった場合をいう
> ようです。
これは臨床的cliteriaですよね。

> 血栓症を合併した場合(HITの約50%)をHITTと言います。(heparin-induced
> thrombocytopenia thrombosis)
HITの一部がHITTであり、約50%である、と。

> プロトコールはUAP あるいはAMIの患者でヘパリン投与の前、3日後、14日後にヘパリ
> ン抗体を
> 測定するというものです。当院では30例エントリーし、1例のみに陽性者がでまし
> た。日本人
> でも欧米同様の発症率があるのかもしれません。
この抗体陽性率とHIT発症、HITT発症は100%の関係になるんでしょうか?先生の1
例ステント閉塞した例は血小板は減少したのでしょうか?

○○先生の症例も含めて、procedure中にHITと診断は出来ないわけですよね、血
小板の減少をみなくてはならないので。←もしかしたらおかしいと思った時点で
血小板数を調べればわかるものでしょうか?、ま、とにかくステント内の血栓?
かprolapsed plaqueかは判断できないでしょうし、ステント内にモコモコできて
きたらバルーンで押さえて、ダメならこの時点でアルガトロバンをまず試して、
それでもダメならstent in stentとなる、ってのが手順になりますか?

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○○です

○○先生 ありがとうございました
このような症例では○○先生、○○先生のようなStrategyが
いいんでしょうか?
参考までに 急性期のRadius後のIVUSを添付しておきます
慢性期のIVUSは同様な血栓像がいっぱいでした

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新規登録させていただきます。
○○と申します。
1994年○○大学卒業。
○○病院循環器内科所属。
PTCA、ablationの二刀流でやってます。いろんな施設の方と意見交換できる場として積極的に参加したいと思っています。まだまだ経験不足ですが、よろしくお願いします。

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○○です。

JSIC九州地方会、参加された先生方お疲れさまでした。
私はプレゼンなしの貼り逃げポスター発表でしたので
○○先生にくっついて鹿児島をenjoyしてしまいました。
鹿児島市内から車で1時間くらいの国分町というところにある”京セラホテル”に宿
泊しました。これがとってもお洒落で綺麗なホテルでした。皆さん鹿児島へいらっ
しゃる機会がございましたら宿泊地の選択肢の一つにされてはいかがでしょうか?

前置きが長くなりましたが、本題です。
遅ればせながら、最近になってやっとPercuSergeの説明を聞いて症例があればやって
みようと思っています。
protection balloonはpressure controlではなくvolume controlのinfrationで
最低3mmですよね。
実際に圧は1atmくらいだとメーカーの方は言ってました。確かに触ってみると比較的
やわらかく、いかにも弾性balloonという感じでした。
このballoonは血管径でどのくらいのところまでかけてよいものでしょうか?
あの感触だと<3mmでも可能だと思うんですが・・・
以前、狭窄のないところにballoonをかけること自体が問題として取り上げられてい
ましたが、どのようなものでしょうか?
皆様のお考えをお聞かせください。

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○○です。

昨日CTO患者 LAD total (49y, M, 110kg, HbA1C 11, Hb 18, Smoke 60X30y)にPCIしたら原因がドロドロのヘドロみたいな血栓で、パークサージに助けられました。

うちでは、パークサージ流行っていますよ。

○○っちゃん。3mmではスカスカで患者次第ではSTが上がりもしません。最低でも4mm位が必要ですが、症例によっては、わざとちょっとスカスカにして、患者の胸痛をコントロールしてあげたり、大きい血栓のみプロテクトしたり、しています。
もちろん内皮障害はあるとは思います。ただそれで狭窄が来るのかという話になると、?です。

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○○です。
○○先生、ご返事ありがとうございます。お元気ですか?

>3mmではスカスカで患者次第ではSTが上がりもしません。最低でも4mm位が必要ですが、
>症例によっては、わざとちょっとスカスカにして、患者の胸痛をコントロールしてあげたり、
>大きい血栓のみプロテクトしたり、しています。
じゃぁ、3mmのinfrationならどれくらいの血管径までかけてもいいのでしょうか?2mmくらいのところにもかけて良いのでしょうか?
protection balloonってぶよぶよのゴムふーせんみたいでconplianceよさそうなので結構血管にあわせて変形してくれそうに思うんですが・・・

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○○です

PercuSurgeは一回目のテストインフレーションで規定の径まで完全に膨らまない可能性があって当院では2回行うようにしています。また、これをやらないと5mmのテストインフレーションでは膨らんでも冠動脈の中では3mmにすると全く膨らまないことがあります。メーカー推奨は実際の血管系の+0.5mmですからバルーンのrangeからすると実際の血管径は2.5-5.5mmということになります。実際2mmの血管ではdistal protectionのあまり効果のない局面が多いと思いますが....。
open vesselでは閉塞の確認は容易ですがAMI時には閉塞を確実にするためにIVUSを用いて閉塞部位とバルーン径を決定しています。最近、問題かなと思うことはステントを入れたあとにワイヤーバイアスの関係かExport aspiration cath.がステントに引っかかって入っていかないことがあることです。もぅ一本のワイヤーをPSバルーンの手前まで持っていったりして解決していますが、Export cath.のワイヤールーメンの段差が大きすぎると思います。(バルーンのようなテーパーが必要と思っています? 

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○○です。

みなさま、ご無沙汰です。

当院でもPercuSurgeがはやってます。
ACSが多い病院なので、多くのPCIに使ってます。
いろいろ、研究目的のサンプルも欲しいようなので...(研究者が汁を集めています)

私の考える末梢保護バルーンの拡張についてです。
最初、傷つけることが怖かった根性無しの私は、末梢までの血流がでないギリギリの
大きさに膨らませていました。しかし、これではバルーンがずれやすいことを実感。
ある時、末梢保護バルーンがずれて末梢がこすれたことによると思われる(spasmもか
らんでいる?)、美しくない部分ができてしまいました。
その後、思いっきり大きく膨らませるようにしてから、バルーンがずれることは少な
くなりました。
おもいっきり俵型になるまで拡げてちゃんとアンカーした方がいい結果が得られるよ
うな気がしています。

失う物無くすべて上手く行くデバイスではなく、肉を切らせて骨をたつというやつで、
太いモノを突っ込んで手間をかけて末梢少し傷つけて、それでもno flowの危険性を
無くするようにするという、多少の犠牲は伴うモノかと思っています。

Radial 5Fr派の私としては、辛い場面もあります。
何が何でも末梢protectというのはどうかと思っています。
使わなくてもいい場面では(これを予測するのは難しいと思うのですが)使わないで、
5Frでradialでポンッ!と終わりたいモノです。
先日、医局旅行というイベントのため留守番が私ともう一人しか居なかったので、
AMIの患者に対して、諸々の儀式は省略しすぐにカテ室へ運び、 radial 5Frで最初か
らGuiding Cathe,direct stentingでやって、15分で終了したPCIがありました。発
症2時間弱ということもあって、#6の完全閉塞でしたがCPKは1500でした。
普段は足から7Fr, PercuSurge、さらに、全例右心カテ、LVGのおまけが付いてきます
ので、患者さんは大きな病気をした事を自覚することができるシステムです。
大変な病気を治してくれる?大学病院の権威がここでまた大きく見えるようです。

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○○です。
○○っちゃん。ごめんごめん。2mmとかにパークサージつかったことないもんで、よくわかりません。なんかいけそうな感じはしますが、、、。○○先生のフォローで許してください。

久々、○○先生の5Fr魂あふれるメールを読み、忘れかけていたFivist Spiritを思い出しました。蝶のように舞うradial interventionも、便利な道具が出てきて、一旦radialで7Fだの8Fだの使ってしまうと、もう6Frさえも細く見えてしまいます。ちょっとFivist逆風ですが、○○先生負けずに頑張ってください。

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○○です。

ちょっと話題が逸れますがカネカの6Fアスピレーションを使ってみました。7Fに比
べて吸引力は少し劣るようですが使えそうです。ただ、私の使い方が悪いのか何度か
YコネにAirが入りました。最初は気づかなくてガイディングからこぼれそうでした。

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