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○○です。
皆様、いつもありがとうございます。
○○先生も眠いとこスミマセン。

> こんな症例こそIVUS、です。情報量が違います。
私もそう思います。なるべく大きいステントを入れたいと思いますが、angioで見る
限りはprox.dist.ともにlumen diameterは2.5?弱と思います。ですから、仮にIVUS
でlesion m-mが3.5?あっても、そこに3.0?のステントegdeをはめ込もうと思うと少
し勇気が要るなぁと思いました。
もちろんIVUSを見てみないとsizeに関してははっきり分からないですが、”3.0?の
ステントを入れるのが難しくって2.75?が精一杯”かも知れない状況を承知した上で
PCIに踏み切らないといけないと思いましたのでstrategyに悩みました。
もしそうであるならば、このPt.のlesion long term patencyを得られるであろうと
いうstrategyがいまいち思いつきませんでしたのでみなさんにお伺いを立てました。
まぁ、angioの読みが悪くって、IVUSしてみると意外と”ちゃーんと3.0(or 3.5)?入
るじゃん!”なんていうことになるかもしれませんけどね、、、。

> LAD、septalとD1が分枝した後 LADがD1と交差してるんですか?
画像がお見苦しくってスミマセン。なんせオンボロシネ装置なもんで、、、。
そう思って黄色い線でcheck入れておいたんですが、おっしゃるとおりseptal出した
直後からlesionが始まっており、D1と交差しています。
> ただ一般的に石灰化があるときは簡単につちの
> こにしないで下さい。一方に石灰化があって他方にnormal segmentのあるのは
> high risk perforationですから。
承知しております。
IVUS幼稚園入園志願者としましては出題頻度の高い過去問として心得ております。
うちには"ぢょ〜”がおりませんので重々気を付けます。

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○○です

LIT, SVGは狭窄のあるもののLMTは風前の灯火に
見えるのですが
前回の論争にもあったと思うのですがNative派の私としては
PCI to LITA & PCI to LMT-LCxを選択するか 
PCI to LMT-LCx and -LADをすると思います LMTなら径もあるので
大きなステントを選べますし、ただYステントになるのには
少しだけ抵抗ありますが、やはり思い切りするでしょうね

○○先生のおっしゃる様に今は虚血がないのならMedical
(十分な高脂血症のコントロールも含めてですが)も多方面から
考えて一つの方法かも知れませんね でも、病変が進行してから
PCIするのは辛いから今する方法をとると思います

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○○ですが、誤解のないように申し添えますと、PCIやるのは、医学的には全然かま
わないと思ってるんです。ただ、昨今の医療をとりまく情勢・一部の患者さんサイド
がもっている(豊富な)情報量を考えると、通常の症例以上に、丁寧に病状とPCIの
意義・長期的見通しを説明するのが必須だと思われたわけです。「やさしいバイパス
なのに、こんなこと(CABG後の複雑PCI)になるのなら、キチンとつなげる心臓外科医
に、はじめからどうして紹介してくれなかったのか?」、とクレームがでる可能性
が、“ないわけではない”ので、さあ、すぐにPCIとするのはどうかしら?大丈夫か
しら? と申し上げているわけです。(○○先生、大変失礼な文章で申し訳ありませ
ん。まったく他意はありませんので、どうぞお気をわるくなされずにお願いします。
あくまでも、学問的な議論だけのつもりです。)

ちなみに、LMT単独でしたら、ウチは、分岐部がからんで、かつ、よほどLCxが大き
くない限り、原則PCIです。他のcoronaryがきれいなら、CABGはしません。ずっと、
(この施設にきてから、現在今にいたるまで)CABGの技量に、全幅の信頼のおける外
科医と仕事をしていますが、私もnative派だし、オペのリスク・侵襲を考えれば(オ
フ・ポンプであっても)、LMT単独ならPCIが望ましいと思います。この症例を、CABG
でなく、最初からキチンとやれといわれれば、IABP下に、LMT→LADにDCA,(IVUS入ら
なければロータ)、できればLCx方向にもちょっとDCA,、マルチリンクをLMT→LADに
いれて、KBTで終了、という豊橋スタイルがベストだと思っています。止血は、両側
ともcloserにすれば、術後管理も簡単です。順調に手技が終われば、一般病棟に帰室
します。DCAのかわりにバルーンでも、きちんと大きいものを使えばよいのですが、
いまのPOBS(plain old bare stenting)では、LCx入口部にステント入れると、特にT
ステントすると、そこが高率に再狭窄します。私も前任地で苦い経験があります。で
きるだけ、LCx入口部はステントを入れない、これは大切だと思います。独断と偏見
によれば、どうしてもステントするならYにして、きちんと高圧KBTで終了です。

とまあ、テクニカルにはいろいろ可能なんですが、CABG後で、狭窄があるもののグラ
フトが一応patentという、術後の複雑な状況を熟慮して、先ほどのような方針を御提
案させていただきました。失礼致しました。

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○○です。
○○先生に質問なのですが、○○先生の症例は

> ちなみに、LMT単独でしたら、ウチは、分岐部がからんで、かつ、よほどLCxが大

> くない限り、原則PCIです。他のcoronaryがきれいなら、CABGはしません。

この原則に適応する症例なのか教えてください。分岐部がからむというのはLAD osや
CX osに病変があるという意味なのでしょうか?

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○○です。

RAはやはりかなり問題がありそうですね。○○先生の心配は当然のこととして、
現状からどうすればいいか、と言う説明をしてやはりPCIをすることになると思
います。

で、方法ですが、POBA for LITA-LAD + DCA for LMCA-LCXを1st choiceにします。
Circもmidを見ると太くてperfusion areaも大きいしvesselは大きいと思われま
すからやはりこういうLMCAからの連続プラークはdebulkしたほうがいいでしょう。
さらにLITA-LADがrestenosisするかどうか、を考慮してステントは今回はやめて
おきます。Restudy時にLITA-LADは再狭窄なく、LMCA-LCXが再狭窄ならその時に
はstentingすると思います。

○○先生の意見にもありましたが、この症例の術前が同じ形態なら僕はCABGを薦
めると思います。結構しんどいですよ、このPCIは。ま、本人さんが絶対Ope嫌、
といったらしますけど、これはIABPいるだろうし。

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○○です。

この症例のストラテジーですが、○○先生にまったく同感です。

○○先生のご質問ですが、私の日本語が少し変でした。すみません。分岐部がから
む、というのは、osに病変があるにせよ、ないにせよ、KBTで手技を終わらないとい
けない症例のことです。例えば、分岐部直前に狭窄があって、LMT→LADにステント入
れれば、LCxのosにもともと狭窄がなくてもKBT必要ですね。

PCI中のシュミレーションとしては、DCAかバルーニングのあと、ワイヤをLCxにも残
してLMT→LADにマルチリンクあるいはS670入れて、万一、plaque shiftでLCxが入口
部で99%くらいになったとき、LMT→LAD方向の血行再建で、全身の血行動態が保てる
か、落ち着いてワイヤでストラットを狙っていけるか、というのがポイントでしょ
う。こうした状態でLCxがsuperdominantであれば、やはりきわめてhigh riskですか
ら、最初からCABGでしょう。RCAの写真がないので断定的なことは言えませんが、こ
の症例は、RCAとLCxは、balanced位に見えます。

この患者さんですが、de novoで来られたとして、双方のメリット・デメリットをお
話しした上、ご本人がCABGを希望されればもちろんオペにしますが、年齢を考えれば
PCIのメリットもすくなくなく、私は、ご理解を得られればPCIします。IABPは、必須
ですが、8Frですし、あとcloserでとめてしまえば、昔ほどの負担感は感じません。

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○○です

この症例の術前は私ならCABGを勧めます
PCIはSAT、再狭窄の問題がありますので
まずは心機能が保たれているうちにCABGして
それから次の手段かなと思います

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夏休みで金曜日から月曜日まで休んだらとんでもないメールの量になってました。

○○です。

○○先生からおたずねの、クリアクターの件ですが、非常にいい感触を持っています。

当院の適応は発症6時間以内ですが基本的に4時間以内としています(一次救急なので発症後30分なんてのが結構きます)で、出血性合併症に関してかなり厳しいチェックリストを作ってます(添付文書)。投与量は横浜市立のプロトコールに準じて80万単位と通常の半分です。投与対象は、ドクターカー収容例(ドクターカー内で投与)、カテ室入室までに時間のかかりそうな症例(カテ室使用中や夜間でスタッフの招集に時間がかかりそうなとき)、発症超超急性期(30分など)の一分一秒を争うときなどです。ちなみに、発症4時間以内の理由は、この時間ならまず溶けるであろうことです。誤解のないように申し添えると、クリアクター使用はあくまで、PTCAを前提としていることです。TIMIハ IIIなら根性がないので手を出しませんが(やってno flowを作りたくないから、でも最近PercuSurgeで手を出すこともありますが)、TIMIハ IIなら末梢の情報があるので楽です。TIMI Oでもwireのみでflowが得られたりします。出血性合併症は、前にいた○○から30例程度経験していますが今のところゼロです。もちろん、穿刺に堪能な者が、一発穿刺を前壁でする(Femoral)か、橈骨アプローチの条件付きです。へたな研修医には決してさせません。少なくとも緊急は練習台ではないと考えています。

具体的なデータをそろそろまとめる時期にきていると思います。データをまとめるようにします。

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○○です。

この前の熊本の夜に複数のメンバーからの意見があったのですが、そのそろ何かこの
ネットで、”複数の施設が参加するスダディ、研究などを提案したらどうか”との事
でした。
もちろん実現するかどうかは、そのデザイン、アイデア次第でしょうが、確かに基本
的な(小さな)ことでも疑問に思ったことやTRAに関することでも、案外文献とし
ては存在しなかったり、過去に誰も真剣に取り組んでいなかったりすることがあるよ
うな気がします。

最初から大規模なことなどできるはずもありませんが、小さなことから始めたらどう
かと思います。

みなさん、何かアイデアがあったら提案してください。
良いアイデア、みんなが参加しやすいデザインだったら、数施設から10施設ぐらい
の規模の参加で、共同研究ができるかもしれません。

いかがでしょうか?

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○○です。

夏休み明けで大量のメールに私も驚いています。
さて、○○先生の症例ですが、
DMの透析の多枝病変、EF悪いという3拍子そろった極めて予後不良例ですね。
透析例は別世界ですので、通常例と分けて考える必要があります。

ポイントは、石灰化の程度と心機能と思います。
透析例の石灰化はとんでもなく著しい症例が多くいます。20気圧で拡張できなければ、ス
テントでは不完全拡張となってしまいますので、rotaが必要です。IVUSは石灰化の感度は
良いですが、良すぎて20気圧で拡張できるかどうかを識別するのは逆に困難で、CAGの方
が良いと思います。CAGでみて明らかに全周性にあるようならrotaをするべきでしょう。
しかし、rotaで大量に削れますから、たいてい領域の末梢で詰まってしまいslow flowに
なります。EFが悪い例ではその時点でshockになりますからIABPは必須です。したがって
、PCIによる重篤な合併症が起こりうる最も注意すべき症例と言えるでしょう。もしも、
腕の良い外科医がいるならば、外科に任せる方が良いかもしれません。また、再狭窄率も
非常に高く、rotaでは再狭窄率は減りません。長期予後に関していえば、DM透析例はもぐ
らたたきのように新規病変が発生してきますので、完全血行再建が必要です。

最近透析例の長期成績をまとめたのですが(最近のCirc Jに載っています)、DM透析の5年
生存率は日本全体の平均で50%。米国では20%くらい。当院で必死にCABGまたはPCI
で血行再建して80%くらいでした。PCIの成績を非透析例でみると、5年生存率は99%
以上ですから、別世界というのがお分かりいただけると思います。

本例は、何もしなければ5年生きられる確立は極めて低いでしょう。ほとんどは、coronar
yが死亡原因となりますから、私ならば最初からCABGをお勧めするとおもいます。外科で
も透析は別世界で合併症が多いのでよく外科医の腕を見極めて送った方が良いと思います

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○○です。

すこし追いついてきました。
○○先生の症例ですが、私ならば全部拡張すると思います。
慎重にやるなら2回に分けて、1回目はLITA-LADの吻合とRAの入口部。2回目がLMTです。LI
TA−LADの吻合は1週間前にも話題になっていたようですが、○○先生のおっしゃる通りPO
BAの成績が良好なので、2.5mmのPOBAのみ、RAの入口にはステントを入れます。造影
ができていますから、PCIも可能と思いますが。2回目のLMTは○○先生がおっしゃる通り
と思いますが、グラフトを全部あけてからならIABPはいらないと思います。

さて、ここで問題となるのが、「nativeを開けたら、LITAが細る」という外科医の言い分
です。患者さんから見れば、どれかが開いていれば良いので全部やってどれかが再狭窄が
なければよいわけです。当院では幸いなことに、須磨先生(現葉山ハートセンター)が在
職中に、「nativeを開けたら細るようなLITAは外科医のつなぎ方が悪い」と豪語されて以
来、外科からnativeをあけないようにといわれたことは一度もありません。逆に外科医か
らnativeも開けないんですか?と言われることもあります。須磨先生の豪語のもとになっ
ているのは、彼が左主幹部病変にLITA−LADのバイパスとともにLMTのplastyをやった例で
は全例どちらも開いていたということに基づいているそうです。彼がローマにいた頃(199
5年)にもう一度聞きましたが、「nativeを開けたらLITAが細るというのは外科医の言い訳
」と言っていました。最近は聞いていませんが、今度会ったらもう一度聞いてきます。

確かにnativeを開けるとGEAは細ります。LITAもそんなような気がしないようでもないん
ですが。実際に誰かデータを持っている方はいらっしゃいますか?

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○○です。

○○先生、○○先生、○○先生、○○先生コメントありがとうございました。
私としてはLITAとLMTとどちらを攻めようかとずっと悩んでいたのですが、今回は
LAD, CXにKBTでバルーニングをし、つぎにLITAのつもりでした。risteがきたらLMTか
らCXにむけ太いステントをいれるというシナリオを考えていました。
昨日施行した運動負荷で14 Metsでやっとpositiveと対応能が良好なため、主治医と
本人の希望でもうしばらく外来followとなってしまいました。
私としては、本当にそれでよかったのだろうかと疑問に思っているのですが...。

でも患者さんのためによかれと思ってしたことが裏目に出ることもありますし、○○
先生の言われるように、restenosisが起こらないPCIはありませんからあまり強くも
勧められません。

我々がPCIでトラブれば外科が後始末をしてくれます。今回のように外科のOpeがうま
くいっていない症例は残念ながらたまにはいます。でも、ほとんどの症例はうまく繋
いでくれますので、うちの外科が特別成績が悪いわけではないのですが...。たし
かに病院としては1-2%くらいのめったにないことでもこの患者さんにとっては100%
なわけですから、深刻な問題ですよね。外科とわれわれは、持ちつ持たれつの関係で
すから、このようなケースは内科でキッチリ処理してあげたかったのですが、私とし
ては残念です。
ムンテラですが、患者さんはそれなりに納得されていて、○○先生が心配してくれた
ようなことはなかったみたいです。どうもお騒がせしました。

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○○です。

○○先生、今回はいろいろと失礼いたしました。いろんな治療戦略が許容される病状
ですから、患者さんご本人と主治医の先生が納得された結論である以上、それでよい
のだとおもいます。あと、先生が御心配されている病変がすべて、同時に閉塞する確
率はとても低く、恐らく、どこかの病変が進んだ時はAMI・ショックなどにはなら
ず、anginaの増悪で来院されるのではないでしょうか。かりにangio上で閉塞してい
ても、期間が長くなければ、その時点で、今回の所見を参考にPCIされれば、それで
うまくいくと思います。

前に、restenosisが起こらないPCIはありません と書きましたが、逆に、
restenosisが必ずおこるPCIもありませんよね。バイパス後のLMTについて、記憶にの
こる2例を書きます(昔の症例で、資料は手元にないので、一部、ちがっているかも
しれませんが)。

最初は、50歳台の男性。inf AMI→RCA3にprimary POBA(そんな時代でした)しまし
たが、再狭窄。LMT75・LAD6 75・LCx11 75・D1 90があったので、某病院で、
LITA-LAD・SVG-D1-PL・RITA-RCA3を受けましたが、とってもしょぼいSVG-D1以外は全
滅でした。SVG-D1が一生保つとはとても思えず、両側ITAがないので(当時左RAにつ
いての報告は少なく)、D1に血流があるうちにPCIするほうが良いと考え、RCA3の再
狭窄にPSSを入れた後、stagedの7Fr TRIで、LMT→LAD・LMT→LCxにgfxでY stentし、
4.0mmがらみのKBTで終えました。患者さんには、こんなに簡単にできるなら、バイパ
スでなく最初からPCIしてくれればよかったのに、と言われました。再狭窄もありま
せんでした。

次は、60歳台の女性。APでLMT 75(分岐部直前)・LAD6 90だったと思います。
LITA-LAD・SVG-PLを行いましたが、術後LITAは閉塞しており、2-3ヶ月後にAP再発し
てカテしたときは、SVGも詰まっていました。患者さんご自身が、re-CABGよりPCIを
希望されました。末梢動脈病変が高度で、左肘動脈だけがアクセスサイトだったので
すが、LMT-LADにrotaし、何かステントをいれ、KBTで終わったと思います。こんなに
簡単にできるなら、バイパスでなく最初からPCIしてくれればよかったのにと、この
人にも全く同じことをいわれました。再狭窄ありませんでした。

やはり、CABGとPCIでは、侵襲度は大きく違うと思うんです。LCx入口にT stent
したところが再狭窄してしまった症例もありましたが、患者さんが納得・理解してく
れれば、non-protectedであっても、LMTに手を出すのは、決して無理なことではない
と思っています。もちろん、私も、緊急バイパスで救命してもらったり、抜けなく
なったrotaを取ってもらったこともあり、外科医との協力はとても大切です。どうみ
てもCABG適応としかいえない症例も少なくありません。しっかりCABGしてもらえば、
私たち内科医も大いにたすかります。今日は、書きませんが、combination therapy
を行うことでIHDの治療戦略は大いに多様化します。

ただ、これまで、interventionの歴史は、さらなる低侵襲化とさらなる適応拡大であ
りました。現在のstrategyでも、再狭窄率としてacceptableな数字を出せる病変に
は、私は、もう少し、こうした路線でやっていきたいと考えています。

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○○です

うちの外科医もNative開けたらLITAのFllowは少なくなるけど
決して詰まらないって言っていました
もしNativeが狭窄したらちゃんとLITAのFloowが出るからと
どうぞNativeを開けて下さいって言われていました
それにSVG vs Nativeはどう考えてもNativeの勝ちなんで
基本的にはNative派です
○○先生のおっしゃるようにこの問題についてのちゃんとした
裏づけってあるんでしょうか?

○○先生 私も同じ立場でしたら先生と同じくNativeを
きっちり処理します 不安が残れば保険としてLITAも触る
かも知れませんがLMTをしっかり広げてすれば再狭窄も
少ないと思うのですが如何でしょうか?

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○○です

○○先生 そのご意見大賛成です
何かアイデアあるか私なりに考えてみますね
もし、参加できるようであればうちでも参加させて頂きます

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○○です

先日のトランスラディアル研究会で○○先生の講演を拝聴し,
昨年のCCT JapanのCD-ROMを引っ張りだしてみました

TRI歴の浅い私にとっては,まさにバイブルでした
それで,ぜひ一度long-tipのガイドカテを使ってみたいと思っておりました

今日2例PCIをしましたが,蛇行の強いLCX midの病変に対してMUTA-left 4.0を,
少し怒り肩のRCA seg.3の病変に対してMAC 3.5を用いたところ,
充分なback upのおかげで,楽にステントをdeliverできました

今月はお盆モードで症例が減っておりましたので,久しぶりのPCIでしたが,
好感触で手技を進めることができ,素直に喜んでおります
"裏技"も少しずつ覚えていきたいと思います

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○○です。

○○先生休み明け早々resありがとうございます。

僕もこの方はどうしてもPCIではなかなかcompleteに片付かないような気がしたので
CABGでもいいかな?と思いました。
ちょっと不安は残りますが、確かにpoor LVにRotaしても大丈夫って言う人もいらっ
しゃいます。それになんとかBAで開かないこともないようにも思います。
いずれにしてもPCIできるとは思うんですが、どうもいつかはcoronary eventでトラ
ブルが起こりそうな気がします。たしか、EF:40-45%位だったと思うんですが、これ
で近所の医院で透析をやっていこうという患者さんです。
少々resteしても”また最近、胸がいたむんよな〜”といって来られてangioして
resteにPCIする、といったごくふつーのcaseとは同じようにはいかないんじゃないか
と思います。
eventがあれば心不全併発率もある程度高いでしょうから、なるべくそういう事態は
避けたいなぁと思います。
素人っぽいですが、(患者さんにとってTotalでどれだけしんどい思いをすることに
なるか)、及び(その可能性)との掛け算をしてどっちが重くなるか天秤にかけて考
えると、ちょっと患者さんには申し訳ないんですけど、CABGでもいいかなぁ、と思い
ました。

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○○です。

○○先生の提案、素晴らしいです。是非みなさんで何かやりましょう。

私はこのネットは新参者ですので、ちょっと遠慮しがちになんて思っちゃったりしていま
すが、反して先に提案させていただいてよろしいでしょうか?

タイトル:Ikariカテーテルの初期成績
目的と方法:Ikariカテーテルの初期成績を多施設で検討する。後ろ向きにデータを収集
し、その特徴と結果を解析する。ケースカードはA41枚の単純なもので、データはテルモ
が収集する。
予測される結果:IkariカテーテルでのTRIの成績は十分満足できるものであった。
おもしろそうなサブ解析:deep engageの率が少ないのではないか?初心者でもうまく使
えているのではないか?などです。
報告の予定:10月のKiemenjiのライブでIkariカテの話をさせてもらえそうなので、そ
こで報告する。

すでにケースカードを書いていただいた先生ありがとうございます。
自分で書いて簡単と思えるように作った簡単な症例カードですので、Ikariカテを1本使
って、または過去に使った症例で参加してください。テルモの営業がフォーマットを持っ
ています。参加いただいた方は全員共著者としてオランダへ乗り込む予定です。

○○先生へ:提案が手前味噌で、申し訳ないです。

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○○ です。初めてメールします。

○○先生の提案はまず何か始めるには簡単で良いと思います。
Ikariカテーテルについてはかなり操作しやすくdeep engageしなくても非常にback
upが効いてほとんどのTRIでfirst choiceにできると思います。ただRCAのshoulder の
短い病変に対して最初にengageするときjump in する場合があるので注意が必要と思
います。○○先生はカテ先の挿入の長さについてはカテ操作で対処可能とおっしゃっ
ていましたが。。。。。実は先日、上記のようなshoulder が短くややいかり肩で#2
から#3にかけて屈曲の強い症例で試作品のIR0.75(通常はIR1.0なので少しshort
tipにしたもの)を用いて#3にstentingしたのですがdeep engageの心配もなくかつ
back upも良好で非常にスムースに手技を行えました。このようにカテのvarietyが増
えればさらに使い易くなると思いますが現有勢力でもかなり強力なback upになるので
試してみてはいかがでしょうか?

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○○です。

○○先生の提案は、“ 私はこのネットは新参者ですので、ちょっと遠慮しがちにな
んて思っちゃったりしてい ま すが、反して先に提案させていただいてよろしいでしょ
うか?”と言いながら、”思いっきり手前味噌な提案”に大笑いしながら読ませてい
ただきましたが、私はこんなのは大好きです。

この提案は比較的簡単にできそうな割には、結果を”10月のKiemenjiのライブ”
(これはTRI開始10周年のライブのはずです)で発表できそうだということで、
おおよそ1ヶ月のデータ収集で可能なようです。
それに、”参加いただいた方は全員共著者としてオランダへ乗り込む予定です”とい
うのは、実際には全員とはいかなくても、このスタディに参加された先生方が海外の
TRIライブに参加するという事に対して、”背中を押してあげる”効果もあると考
えられます。これは実に重要なことで、そういう海外ライブ参加で見聞を広めること
で大きな影響を受け、その後の医者人生が大きく変わることも多いのです。

私は、この提案はTRA-net上で行う”最初の”多施設研究としては”ちょうど良い”
(と言っては失礼かもしれませんが・・・)規模であるように思いました。

みなさんのご意もお聞きしたいと思いますが、○○先生、そのケースカードの内容を
ネットで添付してもらえませんか?

************************************

○○です。

○○先生には笑っていただいてホッとしております。
思いっきり手前味噌な提案で申し訳ないんですが、笑ってお付き合いいただけるこのネッ
トの懐の深さに感謝、感謝。

ケースカードを添付します。テルモは随分サボっているようで、当初から持っていくよう
に依頼していた○○先生から「もらってない」と連絡をうけました。この件を知っ
ていてまだケースカードをもらってなかった先生、この場を借りてお詫びいたします。

************************************

○○です

夏季休暇中で今、復習をしていました

○○先生の提案は賛成です! 私も、IKARIは結構お気に入りで
最近ではFirst Chiceの一つです
是非、参加させて下さい 明日にでもテルモに連絡してみます

ところでTra-netでのStudyのけんですが○○先生の
2番煎じのようですが以前のGC論争に決着を!というタイトルで
GCについての各施設の各病変について、アンケート形式で
病変の難易度(これを分類するのは難しいのですが)
使用デバイス、使用GC&GW、成功率、TRI or TFI、医療コスト
等のアンケート形式でデータを取ってみるのは如何でしょうか
当然、各施設のオペレーターの技量、症例に隔たりがあるのは
分かっていますが、ネット施設で集めればそういうことの
バイアスは減るのではと思います
如何でしょうか?

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○○です。

ガイドカテの件についてですが、今年の八戸ライブのランチョンでガイドカテについ
てのパネルディスカッションなどを予定しています。Judkinsの使用割合が多い先生
とXB or long tip(or Ikari)の使用割合が多い先生と各2人ずつ発表を依頼しよう
かと思っています。 「あなたはJudkins派それともXB派?」(仮タイトル)

Judkins :○○先生(○○先生よろしいですか?)
XB / Long tip: ○○先生(飛行機は間に合いますのでよろしくお願いします)
""Ikari"": もちろん○○先生(了解済み)

あと1人、われこそはJudkins使いだという先生がいらっしゃれば連絡いただければ幸
いです。○○先生のご提案のアンケートの内容の一部は昨年のライブで鎌倉を含む5
施設のアンケートをとっております。(内容は当科HPまたはTRI2002XPのDVD)。
 TRA-Netでこのようなアンケート結果が出ればさらによろしいのではないかと思い
ます。

************************************

○○です。

○○先生に質問です。

>Judkinsの使用割合が多い先生
> とXB or long tip(or Ikari)の使用割合が多い先生と各2人ずつ発表を依頼しよ

> かと思っています。 

どんな内容の発表が良いのでしょうか?どんなデータがいりますか?

************************************

○○です。

○○先生に質問です。イカリカテはシャフトの硬さが何種類かあるようなことを聞い
たのですが?
ちなみに当院からエントリーさせていただけたとして、どのタイプのシャフトでも良
いのでしょうか?

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○○です。

○○の質問ですが、
>イカリカテはシャフトの硬さが何種類かあるようなことを聞いたのですが?
> ちなみに当院からエントリーさせていただけたとして、どのタイプのシャフトでも良い
のでしょうか?

シャフトはその時点でテルモが持っているもので作ってきましたので、何代か歴史があり
ますが、現在手に入るのは、ナイルとハートレールです。ナイルは内腔が 068で、ハ
ートレールは071です。しかもナイルは熱だれが起こりやすいのであまりお勧めしませ
ん。ただ、すべてのサイズが揃っていますし、左はナイルの頃の方が入れやすかったかも
しれません。ハートレールは内腔がかなり広くかつ熱ダレは少ないのですが、やや固めの
印象ではあります。私はハートレールを使っていますが、どのシャフトを使われても結構
です。

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