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ご無沙汰しております。○○です。日本代表はベスト8に進めま
せんでしたが、善戦しました>勇気をもらってます。

さて、異動して苦戦していましたが、遂にTRI初日が出ました。やや遅れ入院の下壁
梗塞症例で血栓richな#2dが責任病変でした。右橈骨動脈より6Frでアプローチし、以
前MLで勉強した手押しPIT:UltraFuseを実施しました。tPAハパーゼ320万単位で順行
性の血流を回復し、さらに320万単位を追加し、末梢塞栓無く良好な結果を得まし
た。手押しPIT(実際にはインデフレーター)は有効で、TRAnetでの予習が効きまし
た。ありがとうございます>皆様。

さて、本題です。77才の女性(145cm、65kg)の症例です。DMのため内服中です
がコントロール不良でした。左麻痺の脳梗塞と三年前に前任者が#13 CTOでwire not
cross、の既往もありました。
今回、右の梗塞で緊急入院したのですが、腕頭動脈の蛇行が強く、5Fr診断カテもサ
イトウ共用3.5は操作困難でした。何とかジャドキンス右にするとengageしたのです
が、ガディングは蛇行にカーブが合うためか、6Fr Zuma2(JR4およびSAL1.0)は腕頭
動脈の蛇行を越えませんでした。90%で再疎通していたこと、左上肢の麻痺が出現し
たため、穿刺部位の変更は行えずPCI終了。最終的には三枝病変で心不全が治療抵抗
性であったため失ってしまいました。
そこで質問です。小柄な女性などradialアプローチを制限されてますか?また、
radialアプローチで入って他の穿刺部位に変更する基準(きっかけ)はどの様に考え
られますか。教えて下さい。

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○○です。
○○市民病院での仕事も残すところ一週間になりました。来週は送別会の嵐でアル
コールくさくなりそうです。小さな研究会ですが6月22日(土)に大阪国際会議場
でBCICライブデモが行なわれます。今回のテーマはガイドワイヤーですので興味
のある方の参加をお待ちしています。奇しくもbare wireや腕頭動脈の蛇行の話題が
出ていましたので私の意見を一言。

> 今回、右の梗塞で緊急入院したのですが、腕頭動脈の蛇行が強く、5Fr診断カテも

> イトウ共用3.5は操作困難でした。何とかジャドキンス右にするとengageしたので

> が、ガディングは蛇行にカーブが合うためか、6Fr Zuma2(JR4およびSAL1.0)は腕
> 頭動脈の蛇行を越えませんでした。

○○先生も御苦労されたようですが、私も右からアプローチしていた頃は腕頭動脈に
泣かされました。その過程で身につけたことですが、診断カテがengageできたらbare
wireをとりあえず通過させてしまい、後からガイディングとOTWバルーンを持って
行くことでPCIがうまく行くことがあります。○○先生の症例も右のジャドキンス
がengageできていたので惜しいなと思います。OTWバルーンをガイディングに先行
させることで腕頭動脈をうまく越えれたりengageできたりすることがあります。もち
ろんシステム全部がはねてしまうケースもありますので必ず成功するわけではありま
せん。

> そこで質問です。小柄な女性などradialアプローチを制限されてますか?また、
> radialアプローチで入って他の穿刺部位に変更する基準(きっかけ)はどの様に考
> えられますか。教えて下さい。

○○病院は左アプローチなので、穿刺に問題がなければ透析患者などの禁忌例を
除けば、全く制限しなくてもうまく行っています。記憶の範囲では一例だけ両手とも
診断カテすらエンゲージできず、仕方なく足のASOに対してPTAしたのち冠動脈
造影をしたことがあります。

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○○です

Diagnostic cath.からGCへの入れ替えについて
当院ではこのような場合にはGCへの交換の際にはテルモの固めのラジフォーカス
(035 halh stiff )をGWと一緒にGCに入れてから交換しています。テルモワイヤー
を先行させてGCがAortaに入ったらGWにストレスがかからないようにテルモワイヤー
の抜き方を加減しながら持っていきます。またはGWを2本(LAD/LCX or 4AV/4PD)使
うとうまくいく場合があります。また、屈曲した鎖骨ー腕頭動脈の抵抗が強くあと一
歩で冠動脈入口部に届かない場合にはバルーンかテルモIVUSを冠動脈に入れてから押
し込むとうまい具合にエンゲージ可能なことがあります。診断カテはGWの滑りが悪
くGWの操作に自信がないときは4Frでもトランジットなどは入りますので併用すると
楽です。

○○先生、左アプローチは左手を右によせてやっていると思いますが腰が痛くなりませ
んか? 

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○○です。

> ○○先生、左アプローチは左手を右によせてやっていると思いますが腰が痛くなりま
せんか?

御指摘の腰痛は困ったものです。対策を講じようと2、3考えています。

(1)なまった腹筋を鍛えなおして、バランスのとれた体にする。
(2)左の手台を改良してできるだけ体の中央にくるようにする。
(3)長いガイドカテーテルを使用する。 

(2)と(3)は努力が要らないのですでに取り組んでおりますが、そういえば長い
ガイドカテーテルのサンプルが遅れていることを思い出しました。(1)はついつい
実行がのびのびになっています。

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○○です。

> 今回、右の梗塞で緊急入院したのですが、腕頭動脈の蛇行が強く、5Fr診断カテもサ
> イトウ共用3.5は操作困難でした。何とかジャドキンス右にするとengageしたのです
> が、ガディングは蛇行にカーブが合うためか、6Fr Zuma2(JR4およびSAL1.0)は腕頭
> 動脈の蛇行を越えませんでした。90%で再疎通していたこと、左上肢の麻痺が出現し
> たため、穿刺部位の変更は行えずPCI終了。最終的には三枝病変で心不全が治療抵抗
> 性であったため失ってしまいました。
> そこで質問です。小柄な女性などradialアプローチを制限されてますか?また、
> radialアプローチで入って他の穿刺部位に変更する基準(きっかけ)はどの様に考え
> られますか。教えて下さい。
この状況ではまずZuma2は止めたほうがいいです。Z2とMach1・BrightTipでは腕
頭動脈の蛇行の通過性は全く違います。次の機会にはだまされたと思って替えて
ください。全然違いますから。
それでもダメなら63inch guidewireを中に入れます。が、この時点でfemoralに
しようかなって考えます。
で、どうしてもガイドカテがかからず、trans radialからしなくてはならないっ
てことになれば造影カテにmicrocatheterとguide wireを入れて、造影カテを
engageさせてwire crossしmicro catheterでGrandslamなどのsupport wireに替
えて延長させて造影カテからガイドカテに替えます。ただし当然この時も腕頭動
脈を通過しなくてはならないので腕頭動脈をどうしても降りていかない状況では
まず無理と思います。
つまりまずcoronary近くまでガイドカテが降りていることが条件となります。

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○○です。
○○先生その通りです。
現在は正直いってZ2は全く使用していません。ガイドカテのメーカーとしては
Mach1 とGuider のみです。
たしかに,Z2 よりもしなやかでengage しやすいと思いますが、Guiderは診断
カテと同じ感覚で、
よりしなやかだと思います。

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○○です。

うちにはGuiderは置いてないんで知らなかったですが、そんなにいいですか。一
度試す価値ありそうですね。
でも○○先生、Z2とMach1でも大分違うと思いませんか?

それと、○○先生の話でLt Radialからは蛇行であまり苦労してないってことだっ
たらRt Radial×ならLt Radialでもいいかもしれないですね。うちはこれまでも
しLt Radialもダメなら3箇所目でfemoralにしなきゃならなくなるのでそれなら
もうfemoralで、と思っていました。
他の施設でLt Radialしている方の感想も同じですか?

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○○ です。

Guiderは内腔どんだけですか?
僕の基準ではStent balloon + hypotube balloonでKBTができないとダメなんで
.70inchは必須と考えています。
で、Z2でも大部分の病変は大丈夫ですし。だから基本Z2でダメならMach1です。

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○○です。

みなさま、ご無沙汰しております。

私も時々腕橈動脈の屈曲には悩みます。

以前、有る研究会で屈曲した腕橈動脈に無理矢理カテを突っ込んで解離させた恐ろし
い映像を見たことがあります。無理をしないようにしています。

AMIでも5Fr GCでやることが多いのですが、軟弱5Frはカテ操作がまったくできなくなっ
たり、システム全部がはねてしまうこともあるので、なるべく早めにfemoralに変更
しようと心がけています。

でも、○○病院時代に、なかなかあきらめきれないでワイヤーやバルーンを入れ、
いろいろ工夫してカテを30分以上こね回した事がありました。
BGMのCDが一枚終わったときに我に返ってfemoralを刺しました。
PCIは15分ほどで終わりました。
不穏なおばぁちゃんなのでradial必須と考えたのが逆に仇になって、おばぁちゃんに
悪いことをしたなぁと反省をしました。

熱くなっているときに時間を忘れてしまう癖がある私は、こんなつまらないきっかけ
や、今は同僚の○○君の助言で進路変更をする事が多いです。

昨日も、某社の5Fr GCのプロトタイプを使った時、腕橈動脈の蛇行がそれほどきつい
わけでもないのにねじれてしまい、冷や冷やしました。
やはり、普段の道具でない、限界を知らない道具に関しては、無理はできないと痛感
いたしました。

そんなわけで、根性無しの津軽人は、ダメならすぐに「パンツ下ろして」をモットー
にやっております。

○○から四国は遠いのですが、インターベンション学会徳島へ参加できそうで
わくわくしています。
四国初上陸なので嬉しいです。
その辺でうろうろしていたら声をかけてください。お願いします。

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○○です。
腕頭動脈の蛇行が強く診断カテはengageしたけれど、どうしてもガイドカテ
(Zuma2,Mach1)が腕頭動脈の蛇行を通過しない時でも不思議とguiderは通過し
engageする事が多々あります。
そこで先生の質問ですが、うちでは guiderの内腔以上のことが必要
(2wire,kissing,手レスキュー)と思った時にはfemoralに変更しています。
また見た目での制限はしていませんが、橈骨動脈を触知した感触で余りにも細いと感
じた時は主治医が避けている様です。

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○○です

うちはRadialは今年に入ってからですが、○○先生をみならって
診断カテも全例可能な限りRadialアプローチです
やはり蛇行以外にもどうしてもengageできない症例があります
そんなときはあまり不用意に粘らずにfemoralに変更するように
心がけています。 やはり不要に粘っても得なことはあまりないからでは
と考えています。 私もだめならパンツ降ろして派です。
でも、最近はradial以外からのアプローチではちょっともの寂しい気がしますけ
どね
ガイディングですが、最近 私はテルモのイカリカーブ、ゲッツのSA, SCがお気
に入りです 
テルモなら内腔も71ですし手レスキュー、手内視鏡も余裕です

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韓国のベストフォー進出!正直言って羨ましいですね。○○です。

小柄な高齢女性の蛇行した腕頭動脈についての対策についてご教授頂ありがとうござ
います。
1.診断カテに300m 014wireで病変クロスし、OTWカテを先行させてGCを操作
2.左橈骨動脈アプローチにすれば蛇行で困ることは少ない、が腰痛対策が必要
3.ascendingまで届けば063multipurposeGWで操作する
4.Terumo035 half stiffガイドワイヤの使用、または014wire2本使ってstiffness
を上げて操作する
5.GC交換すると通過しやすいことがある Guider(064)>=Mach1・BrightTip>
Z2
6.不用意に粘らず、ダメならすぐに「パンツ下ろして」と決断すること。さらに
BGMは短めがお奨めであることが分かりました。

まず、GCの変更を試します。とくにGuiderやMach1(Guider2?)への変更は以前教え
てもらっていたのに、、、すっかり忘れてました>>すみません。
左アプローチは良さそうですが、手が届くか?腰痛が心配です。当院ではまだシステ
ムが完成してないので左で標準化することもできますので検討します。
TRAのみなさん、ありがとうございました。

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○○です

緊急例でIABP+PCPS、ASO(Both iliac artery)などでfemoral approachが出来ない状
況がままあり、屈曲・蛇行した腕頭動脈に対するトレーニングはある程度は必要では
ないかな?と思います。でも、左TRIすればいいか!?
左TRIは慣れないとホントに疲れます。○○先生とか僕とかは体型的にかなり無理が
あるように思えますが....○○先生どうですか?
ちなみに仙台厚生病院(PCI 1000例以上)は左TRIです。TRA-Netでは左派はどのくら
いいるのでしょうか?
あと、血管に対するカテーテルの摩擦の大きさは材質にもよりますがカテーテル表面
を滑らかに下降しているものよりも梨地加工というのでしょうか「いぼいぼ」、いや
失礼!ごく小さな「ぼこぼこ」に加工してあるもののほうが血管に対する接触面積が
小さくなるためか摩擦が小さいような気がします。4Frの診断カテでもこの現象は著
明です。

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○○です。

左TRIは穿刺の時のみ術者の体型的に応じてストレスがかかるかもしれませんが、
穿刺が終われば私の体型でも関係ないみたいですよ。
仙台厚生病院の左TRIは、術者が患者の左側に立つ方法ではないでしょうか?(見
たことがありませんが)
カテ室のシネ装置の配置が、患者の左側に術者が立っても良いように作られていれば、
左TRIでも全然ストレスはないでしょう。

ただし、橈骨動脈をグラフトに使う可能性など論じれば、”敢えて左TRIはしない”
という方針があっても良いのではないかと最近は思います。

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○○です
>
> 左TRIは穿刺の時のみ術者の体型的に応じてストレスがかかるかもしれませんが、
> 穿刺が終われば私の体型でも関係ないみたいですよ。

穿刺時は患者さんの左側に立ってやっていますのでストレスなしです。

> 仙台厚生病院の左TRIは、術者が患者の左側に立つ方法ではないでしょうか?(見
> たことがありませんが) カテ室のシネ装置の配置が、患者の左側に術者が立っても良
いように作られていれば、左TRIでも全然ストレスはないでしょう。

シースが入ったら左手をお腹の上に持ってきて患者さんの右側に立ってやっています。

>
> ただし、橈骨動脈をグラフトに使う可能性など論じれば、”敢えて左TRIはしない”
> という方針があっても良いのではないかと最近は思います。

これは賛成です。

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○○です。

飲み過ぎで学会はほとんど眠って過しました。
まともに聞いたのは○○先生のBXに関するランチョンだけでした。
予想はしていましたが、○○先生の話は、
論点が明確で、非常にわかりやすいレクチャーでした。
ランチョンではラプチャーの話しは出なかったように記憶していますが、
○○先生のIVUSで確認して大き目のステントをいれるという戦略は、
他のステントも含めた場合、
過拡張によるラプチャーはどれくらいの頻度で起きるのでしょうか?

○○先生、深夜のラーメン屋では失礼いたしました。
次回は昼間、もう少しまともなところでお会いしましょう。

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○○です。

徳島、楽しかったです。
皆様有り難うございました。

○○先生、有り難うございました。
記念写真は個人的にメールで添付いたします。

IVUS幼稚園の企画は実現するのでしょうか?
私も参加したい...

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○○です。

徳島の夜は盛り上がりました。
会の最後には、IVUSに関してはフコーカ県、いや”フコーな県”の住民である私への
ご配慮で、○○先生が保父さんとなって”IVUS幼稚園”を開いてくれたのですが、
まだ入園したての私にはさっぱり解りません。一足先に卒園したと豪語されていた

○○先生の誇らしげな態度がうらやましく感じられました。

一ヶ月後には○○先生が熊本でIVUSの講演をされますが、その内容が中学生、高校生
レベルのものでしたら、また最後のパーティーの時にでも、フコーな県の先生のため
に”IVUS幼稚園”を開いてもらいましょうか。
○○先生どうでしょうか。

○○先生、BXステントのランチョンセミナーご苦労様でした。
質問するのを忘れていたのでここでお聞きしますが、”先生のストラテジー+BXス
テント”で素晴らしい成績だったようですが、私個人の考えとしては、その成績はほ
とんど先生のストラテジーによるところが大きくて、使用するステントの種類にはあ
まり関係ないように思えるのですが、いかかでしょうか?

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Bxに関してはまさにその通りだと思っています。でもCordisの会だったので質問
されたら困ってたかもしれません。ただし、my main used stentはBxです。その
理由はclosed cellでdirect stentにいいからです。

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○○@まだまだIVUS幼稚園です。

自分は、ようやく年長組には進めたのかもしれないのですが、これまで理解できたの
は、D1の反時計方向90°が、原則的に心筋側、つまりDCA業界でいう「下」であること
と、バイアス法の基本だけです。ステントの径をみていただけのときは、IVUSなんて
意味があるのかしら、と思っていましたが、アンギオが、IVUS像の何時方向に相当す
るかがおぼろげながら理解できると、アンギオとの対比で得られる情報量の多さに、
この検査の奥深さが身にしみます。

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○○です。

JSICではTRA-netの皆様方と楽しいお酒を飲むことが出来て、充実の出張でした。個
人的には色々課題が残りましたが、これからも真摯に研鑚に励みたいと存じます。う
ちの上司はIVUS幼稚園年長組だそうですが、私はせいぜい見栄を張ってもやっぱり年
中組です。(うちの長男と同じ…)

さて5月以来RCA-CTOが続き、教育的なケースに多く出会いました。厳密にはCTOでは
ありませんが、その中でこぼれ話を一つ。

症例は下壁Recent MIの60歳台男性です。発症3日目に他医を独歩受診、CAGにて
RCA#1-totalで、PCI目的にて紹介となりました。たまたま行き掛かり上小生が手技を
行わせて頂きました。 発症から2-3週間目の血栓量の多そうなRCAですので、それな
りに難渋するかと思い、7F TFIで手技を行いました。Transit+Intermediateで通過
を試みました。ガイドのバックアップ(IM)に気をつけつつ手技を行っていたのです
が、途中でうっかりTransitを冠動脈に入れたまま、カテのバックアップを取り直し
たところ、Transitで途中までクロスしてしまいました。そこで何事も無くBMWへ交換
して、IVUSを行ってBalloonで拡張、でっかいステントを植え込んで綺麗に仕上がり
ました。こんな事もあるんですね、ちょっと馬鹿にされそうで恥ずかしいのですが、
血栓性のフレッシュな完全閉塞には応用できそうです。同じような御経験の先生がお
られたら、是非カミングアウトしてくださいませ。最近RCA-CTOがほんとに多くっ
て、勉強になります。これじゃまるで港北医大CTOセンターだ、なんてツマラン冗談
を言ってます。

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○○です

うちでは最近CTOをTRIにてTryするケースが増えてきて
それなりの成功率に個人的には喜んでいます

○○先生 トランジット+AMI2-3週でよかったですね
やはりOTWシステムだとカテの先行には気を使いますね
ひどい時には大解離なんてことも、以前のうちのカテラボで
外から見ていた事があります(昔のOTW Balloonですけどね)

でも、CTOの技として、OTWの先端をCTOに軽く押し付けて
GWのバックアップをとると言うことをしています(これって反則技でしょう
か?)
とくにTRIの時には有効だと思っています ただし、十分に方向性などを確認し

自信のあるときにしかしませんけど・・・

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○○です。

話は変わりますが、火の国熊本でこの時期にCTO掘ると、汗かいて大変です。僕以外のスタッフはふたりとも汗っかきの尿管結石持ちで、脱水防止のためCTOの時はずらっとマイペットボトルが並びます。長時間が予想されるときは、ミオナールにロキソニンを内服し、肩こり腰痛予防しているみたいです。勤労者予防医療部部長としては「体が資本だ。無理をするな。」といってはいます。

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○○ です。皆さん、生徒になりたい人はスモッグを着てきてください。っ
てスモッグって今でも言うのかな?

Microcatheterのwire supportですが、totalでは決して突っ込みませんが狭窄部
位外にはmicrocatheter先行をしています。だって、考えてください、ガイドワ
イヤの先端とmicrocatheterの先端とどっちが柔らかいと思いますか?
これをするとwireの先端カーブを小さいままで病変のところに持っていける、グ
ネグネのcoronaryではwireより選択が易しい、というadvantageがあります。

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○○です

当院でもCTOと屈曲病変には同じ使い方をしています。石灰化かつ屈曲したした先
のCTOや高度狭窄病変にはfrictionが減って手応えがよりdirectに伝わりやすいので
とても良いと思っています。ただし、近くの病院でTransitを先行したら冠動脈解離
になったという話を聞いたことがありますが原因不明です。 岩手の○○先生いかが
ですか? また、インターベンション学会には行っていないのですがTRA-netのレス
ポンスがあまりないところを見ると内容はどうだったのでしょうか?
きっとみなさん酒を飲み過ぎたのでしょう........か?

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○○です。

徳島の夜の話しか話題に出ていませんが、昼の学会自体はみなさんどう思われました?
私の個人的な感想ですが、
(1)3日間は絶対に長すぎる。2日間で十分の内容。
(2)一般人を交えての”インターベンションはどうあるべきか”という討論もあっ
たが、内容は低調すぎた。
(3)メイン会場しかプログラムがない時間が多すぎて、その内容に興味がない場合
は次までの待ち時間を潰すのに苦労した。

きっと各地のライブに慣れた我々が、ライブなしの学会のみで長い時間を過ごすのに
は”耐えられない体”になってしまっているのでしょう。

改善案としては、
(1)教育講演を朝の8時から1時間のみなどとケチなことは言わず、朝から晩まで
ずーっとやってもらいたい。
(2)おなじく、教育の意味を含めてのライブ(高度なテクニックでなくて良い)も
交えたらどうか?
こんな事を書くと、究極的にはTCTかCCTの目指すスタイルに似てくるような気
もしますが・・・・・・・

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○○です

○○先生のご意見には非常に賛成です
3日間は長すぎるし、教育セッションに2日続けて出席しないと
点数がもらえないとは信じられません
みなさんお忙しいインターベンショニストが自分の病院を3日も続けて
空けれる訳がないと思うのですが

ノーネクタイは個人的にはフランクな感じがして
質問、ディスカッションしやすのかなと感じましたし
これから日本でも普及してくれることを切に思います
(というかスーツをあまり持っていません)

JSICでのライブもいいですね

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○○です

 留守番のため、JSICは前半のみの参加でした。オフ会行きたかったな...。
 ただ2点をもらうために、教育セッションに参加しました。大学の教室が会場だっ
たので、なんだか授業を受けているような心境でした(ハンコも要りますしね)。
 南都先生の話は、インターベンション初心者にはとても分かりやすいもので、好感
が持てました。刺激的ではありませんが。でもおみやげのCD-ROMが、Windows対応の
みというのはがっかりです(なぜかiMacで再生できました)。
 ○○先生の指摘のように、教育セッションはもうすこし増やすか、時間帯をずらし
て受講しやすくしたほうがいいと思います。予算の関係もあるでしょうが、CD-ROMの
配付はどんどんすべきでしょう。

 メインプログラムでの収穫は、Drug Eluting Stentで動脈瘤ができること、末梢血
管のインターベンションの現状(放射線科、脳外科との領域を巡る争い)が確認でき
たことくらいでした。あとは、ちょっと退屈でしたね。

 ステントワークショップは、期待外れでした。いろんなステントの成績を出してく
るのはいいんですが、「じゃあ、ホントはどれがいいの?」という疑問は解決してく
れませんでした。もう少し本音が聞きたかった。メーカーの人だけのパネルディスカッ
ションという形だと、進行次第でおもしろくなるかも。

 ○○先生、ポスターでへんな質問して失礼しました。ツチノコになったステントエッ
ジがどうなっていくのか、続報を期待しています。あっそうそう、今度サインくださ
い。

 ところで、CD-ROMを見ていて気になったのですが、多くのファイルで、患者名やID
がそのままになっていました。発表スライドなら、目に触れる時間が少ないので、そ
んなに気にならないかもしれませんが、広く配付するメディアの場合、患者情報は極
力隠すべきではないでしょうか? それとも偽名だったのかな?

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○○:IVUS乳児です。

○○先生の学術的な説明で、「D1の反時計方向90°が、原則的に心筋側、つまりDCA
業界でいう「下」であること」という事を私はもっと感覚的にとらえていました。

自分が心臓表面をはう小さな虫になったイメージでIVUSを見ています。
多方向の造影で確認しながら、冠動脈の表面をはいつくばって、心臓表面を歩いて心
臓の形と冠動脈の解剖をイメージします。
IVUSを末梢まで入れた後は、虫は冠動脈に入り込んで、末梢から管の中を後ずさりし
て歩いてきます。
LADに関して上下どっちを向いているかは、D1を探して、左手を突っ込めたらそれで
上下のオリエンテーションOKです。
RCAやCXを見るときは、急角度で動くのでジェットコースターの気分になれます。

一昨日IVUSを見ながらPCIをやっているときに、スタッフにこんな事を言ったら不
思議な顔をされたので...

ダメでしょうか?こんな感覚?
○○先生、許します?
こんな事を言っていたらIVUS幼稚園にも入れない... あぁ...

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○○です。

○○先生、レス有難うございました。

私は、通常IVUSは使わず、
angioを参考にステントサイズを決定しています。
ここ数ヶ月は、かなりオーバーサイズかなと思っても、
サイババ(小さいばあさん)を除き、#6-7には4mm以上、
#8にも普通の体格の方なら3.5mmを植え込むように心がけています。

先日のBXの講演で、先生のデータを拝見させていただいて、
かなりの患者に4mm以上のステントが植え込み可能であることを改めて認識し、
IVUSなしでルーチンに4mm以上を植え込むという自分のストラテジーも、
決して悪くないのではと喜んでおりました。

が、ここに来て、大解離などの合併症が数例出てきました。
どう見てもステントが大きすぎるといったサイズのミスマッチよりも、
大き目のステントを入れることに慣れてきて、
拡張圧がだんだん高くなってきていることが主因のように思います。
すでにツチノコ状に拡張されていても、
10気圧程度で終了するのが不安で、
つい12気圧、あるいは14-16気圧まで後拡張をかけて失敗します。
(3.5mm以下ならば、私は10気圧で終わることはありません。
必ず14-16気圧はかけるようにしています。)

そこで質問です。
4mm以上の大きなステントを10気圧くらいで終了するのと、
12気圧以上の圧をかけて終了するのでは、
IVUS上の所見や再狭窄率は大きく変わりますか?
4mm以上ならば十分にルーメンが確保されているので
angioで問題がなければ、10気圧位で終了しても再狭窄率などには影響しないので
しょうか?

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very 遅れレスです。

○○先生、perforationは起こります。まだちゃんとした頻度は出してませんが。
ただIVUSでperforation high risk IVUS imageってのがありますのでそこを押さ
えていればblow out perforationは稀だと思ってます。

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○○です。

うちの拡張圧は基本的に4.0mmでも12atm、多くの症例で14atm、少なからず16atm
かけています。その違いはつちのこの具合とedge dissectionです。
注意点は特に4.0mm、3.5mmでもstent/artery ratioが大きい時には8atmで留置、
その後2atmずつ、バルーンは全く動かさず1回ずつ少し造影してperforation
dissectionのチェックをしながら加圧していく、という方法を取っています。
感覚的ですが、徐々にというのはdissectionもperforationも、組織の破綻をさ
せにくいという点で意味があると思っています。

10atmぐらいで終わる症例もありますが、それはかなりS/A ratioが大きく、MSA
が取れた症例で、それ以外は基本的に10atmで終わることはないです。

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○○です。

○○先生のランチョン・セミナーとても興味ぶかく聞かせて頂きました。
造影で2.5mmであってもIVUSで血管径を計り、4.0mmのBXを入れ、しっかり拡張すると
再狭窄が少ない、というデータでしたね。

昔、P-Sステントしかなかった頃、私たちも少し大きめのステントを入れ、先生のい
うTsuchinoko様(われわれは蛇が卵を飲んだようなので『蛇卵』と呼んでいました
が)にしていましたが、慢性期にみるとほとんどの場合その過拡張の所見は消えてい
て、前後の血管と同じ径になっていました。ただし我々はせいぜい3.0の血管に3.5を
入れる程度でしたので先生のような大きいサイズを入れたことはありません。先生の
場合は慢性期の造影所見はいかがでしょうか?

それから、3.5 mmのBXの成績が6例中4例で再狭窄という点が気になりました。これは
普通なら2.5 mmのステントを入れ当然のように再狭窄するはずの血管だったのでしか
たがないということでしょうか?

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○○です。

僕の「つちのこ」たちも慢性期には普通になってます。普通の蛇ってとこです。
だからlate lossは大きいがacute gainが大きい分 net gainが稼げて再狭窄が低
いということだと思います。
3.5mmについては???です。数が少なすぎますから。2.5mm stent indicationっ
てほどは小さい対照でないと思っています。もう少しfollow-up症例を多くして
また発表します。

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○○です。

このたびは、TRA-netに参加させていただきありがとうございます。
新参者ですが、radial interventionにつき、いろいろ勉強させてください。
どうぞよろしくお願いします。

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○○と言います。
入会を了承していただき有難うございました。
筆不精(?)もありまして、昨年の夏に入会のお願いをしたにもかかわらず、実行
するのに一年かかりました。
この間熊本での会にも参加させて頂き、勉強させていただきました。
これからはもっと積極的に、参加するつもりでおりますので、どうか宜しくお願
い致します。

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